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ゲテモノきらい 

 

現在エジプトはアスワンという町に滞在しています。

今回の話題は食事。


アフリカに来てからまだ半月ばかりですが、既に食べ物に飽きてきました。特に肉料理。モロッコにしてもエジプトにしても一応イスラムのようなので豚肉を食べることができません。かといって牛肉は高価なので手が出ず、そうなると鶏肉か羊肉という選択になるのですが、羊肉は日本人にとって馴染みがないせいか、あんまり美味しいとは思えません。そんなわけで肉料理を食べようとすると、ついチキンばかり食べてしまうのですが、安いといえ毎日食べ続けるとさすがに飽きてきてしまいます。ああ、豚肉食べたい・・・。

しかし願ったところで豚肉が手に入るわけではないので、何とかチキン以外の安くて美味しい肉を捜してみることにチャレンジしてみました。とはいえ、僕のように洗練された舌を持つ美食家にとって、これは簡単なことではありません。肉なら何でもいいというわけにはいかないのです。まず第一にゲテモノは絶対ダメです。
私のような高級バックパッカーにそんなモノが食べられるはずがありません。第二に愛玩用の動物もダメです。エジプトでは平気でウサギとかラクダ食べちゃうんですけど、僕にはそういう原始人のようなことはできません。バックパッカー界随一の美食家である前に、熱烈な動物愛護家でもある僕にはかわいそうでとても食べることができません。彼等はあくまでペットであり、あるときには家族であり、決して食用ではないのです

ですから肉探しには大変苦労しました。しかしそのかいあって何とか僕はチキンに代わる肉料理をさがしあてる事に成功しました。そしてとても美味しく食べることができました。せっかくなので皆様にもその料理を写真でご覧いただきたいと思います。ちなみにこの肉料理は現地で「ハマーム・マフシー」と呼ばれているそうで、エジプト人の好物ということです。エジプト料理のなかにも僕のようなゲテモノ嫌いの美食家に合う肉料理があったんですね。






これがハマーム・マフシーです。
















この写真では皆様には少しわかりにくいかもしれないので、よければ調理前の写真もご覧下さい。









これがハマーム・マフシーの調理前の写真です。
















ハマーム・マフシーの日本語訳は失念してしまいましたが、何でも日本では「平和の象徴」とかなんとか呼ばれているそうです。ウワサでは歌手の新沼謙二さんも、ある意味「大好き」だそうです・・・。

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category: [アフリカ編] リアルタイム現地報告

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どこの国の人ですか? 

 

現在エジプトの首都カイロに滞在中です。数日前にモロッコから飛行機で飛んできました。

さて今回の話題は「国籍」について。このブログをご覧の皆様の中には海外旅行経験のある方も多いと思います。そんな皆様にお伺いしたいのですが、


海外で「中国人」に間違えられた事ってありませんか?


ありますよね?自慢じゃありませんが(本当に自慢にならないけど)僕なんて中国人に間違えられた事なんてもう数え切れないくらいあります。韓国人に間違われた事もあれば、イランにいたときにはアフガニスタン人に間違われたことだってあります。

サラリーマン時代の短い旅のときは、日本人と見てもらえなかったことが驚きで、そういう間違いをけっこう面白がっていました。しかしながら前回のユーラシア横断のときは、この間違いが何度も続くことがあって、苦痛に感じることもあり、正直怒ってしまったこともありました。時に彼等が「中国人か?」と訊いてくる場合、明らかにからかいの感情が含まれていることがあり、そういう時には激怒して言い返したことさえありました。



しかし今回は違います。なにしろ前回の旅から既に2年も経過しています。そのぶん僕もより成熟した大人になり、些細な事くらいで怒らないようになりました。だいたい中国人に間違われたくらいでいちいち怒っていたら、長旅なんてできやしませんよ。


先日もこんなことがありました。場所はカイロのとあるスーパーマーケットで、滞在している宿から近いので何度か利用しているのですが、そこで買い物をしていたときにもやはり日本人と見られませんでした。レジで会計をする際に店員の若い女性から話しかけられたのですが、やっぱり中国人に間違われてしまったのです。





店員 「中国人ですか?」


私  「違いますよ。」




もちろん、私は怒りませんでした。もう慣れっこですからね。そして僕が彼女の過ちを正すために「自分は日本人である」と、彼女に伝えようとしたのですが、その前に彼女がもう一度尋ねてきました。






店員 「じゃあ・・・、リビア人ですか?」



私  「・・・・・・・・・・・・・・」





えー、ハナシを最初に戻します。




海外で「リビア人」に間違われたことってありませんか?



ありますよね?・・・・・お願いだから、「ある」って言ってください・・・・





* リビアはエジプトの隣にある国です

category: [アフリカ編] リアルタイム現地報告

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カサブランカで懺悔します 

 

神様・・・旅の神様・・・



お許し下さい。私はバックパッカーとして、してはならないことをしてしまいました。もちろん、私は自分の犯した罪から逃れようなどとは思っておりません。だからこそ、私は今こうして神の御前で全てを打ち明けるのです。なにとぞ、この憐れな子羊に寛容なお裁きを・・・


私がモロッコという国を訪れたのは、メルズーガで砂漠を見るためでも、マラケシュのスークで買物をするためでも、フェズのメディナを徘徊するためでもありませんでした。私はただ「カサブランカ」という街にあこがれて、この国へとやって来ました。

神様は「カサブランカ」という映画を御存知でしょうか?はるかな昔、名優ハンフリー・ボガードと美しいイングリッド・バーグマンが決して成就しない悲しい恋を繰り広げた映画で、シネマ・ファンでこの映画を知らない者はないという、名作中の名作です。もちろん私はこの映画をリアルタイムで観たことはありません。ビデオだけです。ですが初めてこの白黒映画を観たとき、わたしはすぐにこの映画の虜になってしまいました。特にボガードとバーグマンの間で囁かれる洒落た会話・・・




バーグマン 「昨日はどこへ行ってたの?」


ボガード  「そんな昔のことは忘れた。」


バーグマン 「明日はどこへ行くつもりなの?」


ボガード  「そんな先のことはわからない。」



素敵だ・・・。本当に素敵すぎる・・・。「AS TIME GOES BY」(時の過ぎ行くままに
がピアノの弾き語りで流れるバーで、交わされる男と女の駆け引き・・・

その映画を観て以来、とにかく私は「カサブランカ」に憧れました。そして誓いました。


いつの日か必ずモロッコに行こう」と、・・・。

このようにして、私はモロッコにやってきました。もちろんカサブランカで私の来訪を待っているに違いない、美しいバーグマンと出会うためです。ただそれだけの為に、私はやってきたのです・・・。





カサブランカに到着すると、私はすぐに行動に移りました。御存知のようにモロッコはイスラムの国です。ですがここはかなりユルイ国なので、探せばアルコールを飲酒できる店はあります。特に私はロンリープラネットという貧乏西洋人旅行者を対象にしたガイドブックを持ってきているので、安く飲める店を発見するのはそれほど難しい事ではありません。私はガイドブックに掲載されている数々の店の中から、慎重に一軒の店を選びました。



「Au Petit Poucet」

これが店の名前です。フランス語なので名前の意味はよくわかりませんが、なかなかオシャレそうな感じがします。ガイドブックの記述によれば「ナントカいう1920年代のフランス人作家が多くの時間をここで費やした」とあります。また同時に「安く飲める」とも書いてあります。私は早速この店へと足を運び、店のドアを開けました。

・・・・・10分後・・・・・入店してからわずか10分で私はこの店を出てしまいました。なぜかというと店は大変混雑しているうえに、なんだか珍妙なモロッコ音楽が流れていてとても静かにグラスを傾ける雰囲気ではなかったからです。客層は庶民ばかりで、おまけにそいつらメチャクチャ酔っ払っていて、赤ら顔で大騒ぎしています。バーグマンなんてどこにもいやしません。ハンバーグみたいな顔したオッサンがいるだけです。

・・・どうやらこの店は日本で言うところの居酒屋のようなところだったようです。そんな店が私のようなボガード風の男に似合うはずがありません。私は別の店を探すことにしました。


「La Bodega」

ここが私が選んだ2軒目の店です。ガイドブックによれば「高いけど生演奏が聴ける店」と、あります。店に足を踏み入れると、私の耳にはすぐに演奏の音が入ってきました。
「おっ、アズ・タイム・ゴーズ・バイ(時の過ぎ行くままに)か?」
私は席に着き、耳を澄ませました。しかしながらなんだか賑やかな演奏です。そしてスペインからやってきた私は気づきました。



「スペイン・ルンバだ・・・」



どうやらここはスペイン系の店のようです。店を見渡せば客は外国人ばかりで、それは私の望むところだったのですが、シブイ男女が出会う場所にしてはいささかうるさすぎます。オマケにテレビで闘牛のビデオとか流していて、情緒も何もあったものじゃありません。

それでも私は我慢して、カウンターでチビチビと酒を飲んでいました。こうしてシブく飲んでいれば、きっとバーグマンが声をかけてくるに違いない。そう信じて・・・。そして30分後、初めて私は他の客から声をかけられました。これだ!私はこの瞬間を待っていたんだ!

私はボガードを気取りつつ、ゆっくりと後ろを振り返りました。しかしそこにいたのはバーグマンではなく、何故だか若い男でした。そして怪訝な表情をしている私に向かい、男はこう言いました・・・


「チノワ?(中国人か?)」


・・・私はすぐに支払いを済ませて店を出ました。全く訳がわかりません。どうして私のようなハンフリー・ボガードを捕まえて「中国人か?」などと言うのでしょう?きっと飲みすぎて目が腐ってしまったのでしょう。

店を出た私は途方に暮れました。いったい私のイングリット・バーグマンはどこにいるのだろうか?ひょっとしたら私の前に現れてはくれないのではないか?ふと、そんな疑問が頭をよぎります。いや、こんなことぐらいであきらめてはイケナイ。ここであきらめてはわざわざモロッコまでやって来た意味が無い。「オマエはボガードだろう?」私はそう、自分を奮い立たせました。

そもそもガイドブックに頼ったのが間違いだった。だいたいバックパッカー向けの店なんて貧乏くさいところばかりだ。ここで初めて私は自分の力で、店を探すことにしました。今までのような店とは違う、もっとシックで静かでピアノの弾き語りが流れる場所・・・・





ホテルのバーしかない!





私は勝負に出ることにしました。私は日本でもホテルのバーで飲んだことはありません。だから値段の見当が全くつきません。ひょっとしたら散財してしまって旅が短くなってしまうような事態も考えられます。しかしやるしかありません。




「男には一生に一度、命を賭けても戦わなければならない時がある・・・」




と、かのキャプテン・ハーロックも言っていたではないか。そうだ、私は何だってやるぞ、バーグマンと出会うためなら・・・。

それから私はひとり夜のカサブランカを歩き、宿泊客ではないけれど、バーに入らせてくれる高級ホテルをみつけました。

そのホテルのバーはまさしく私が想像していたとおりのバーでした。シックな照明に、正装したウエイター。そして弾き語り・・・・雰囲気もすごく静かでした。ただ少しばかり静か過ぎました。なぜなら客が一人もいなかったからです。しかし夜は長い。焦る必要はない。

私はカウンターのストゥールに腰掛け、バーグマンが現れるのを待ち続けました。




30分後

私以外の客、いまだ現れず。仕方なく2杯目を注文する。




1時間後

私以外の客、いまだ現れず。仕方なく食事を注文する。







2時間後

私以外の客、いまだ現れず。仕方なく店を出る





本日の出費


1軒目 ビール1杯      12ディラハム
2軒目 ビール1杯・お通し  40ディラハム
3軒目 ビール2杯・夕食  115ディラハム



合計金額 167ディラハム(約2200円



この日の夜に使った食事代、2200円・・・・・・
バックパッカーが1食の為に2200円・・・・・・
1泊600円の宿に滞在しているのに・・・・・・・


しかもイングリット・バーグマンにも出会えず・・・




神様、こんな私になにとぞ神の慈悲を・・・・・・・









オシャレなホテルのバー

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女になります? 

 

今モロッコにいるのですが、どうして僕がモロッコにいるか皆さん御存知ですか?
えっ?それはオマエがアフリカ目指してきたからだろって?ええ、まあそうなんですけど、
でも実を言うとモロッコは旅のスタート地点ではないのです。スタート地点は僕が次に行く国
なんです。(まだナイショですけど・・・)

それならば何故モロッコに来たのか?仕方ない、お答えしましょう。

皆さん、「シティハンター」っていう漫画知ってます?
以前、週間少年ジャンプで連載されていて、テレビアニメにもなったんですけど・・・
えっ? 私は平成生まれなので、そんな昔の漫画知らない?







そういう方は他所のブログに行っていただいてけっこうです。(嘘ですよ!嘘!)







まあ冗談はさておき、まあこのシティハンターの主人公というのが
裏の世界の私立探偵で、天才的な銃の使い手で、まあようするにメチャクチャ強いんです。
でもひとつだけ弱点があって、それがどんな弱点かというと、なんと「無類のオンナ好き」。
人生の楽しみはオンナしかないと言わんばかりの、まさに男の本能丸出しで生きてるような奴なのです。
でもその主人公、普段はすごく強いんですけど、あるとき敵の催眠術師のワナにはまってしまった
ことがあって、そのときなんと「勃起しなくなる」という珍妙な暗示をかけられてしまうのです。
で、それで主人公はどうなったのかというと、まあ前述したようなタイプの男ですから、
それはひどく落ち込みました。「勃起しなくなる」というのは、その主人公にとっては
生きがいを奪われたも同然だったのです。以下がそのときの主人公のセリフです。







「男として勃起できないくらいなら、いっそモロッコに行って手術して女になる!」






僕の記憶に間違いがなければ、確かこんな感じのセリフだったと思います。それで、えーと、・・・あれ?今回の記事の話題って何でしたっけ?あっ、そうそう、僕がモロッコに来た理由でしたね、そうなんです。実は僕も手術して女性にな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






すみません、嘘です。ゴメンナサイ!

そんな理由じゃないです、冗談です!!

お願いだから信じないで下さい!!!!






P.S 管理人はEDではありません。


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オランダと売春 

 

遂にアフリカです。スペインからフェリーでモロッコにやってきました。さて、今回の話題はモロッコ情報はとりあえず置いといて(このブログいつになったらアフリカのハナシするんだろう・・・)、前回好評だった(?)オランダ情報の続きです。もちろんタイトルのとおり、「赤線地帯」(地元ではレッドライトと言います)の話題。ドラッグとともにオランダでは合法の売春、それは「飾り窓地区」と呼ばれる場所で、昼夜を問わず行われています。僕は昼と夜両方行きましたが(2回も行くな)、やはり夜のほうが賑わってます。冷やかしの観光客から本来の目的である女買いの客まで、すごい人ごみです。最初はすごく陰惨な場所をイメージしていたのですが、「セックスショップ」(エッチなビデオやSEX行為に使用する様々な器具を販売する店)のネオンや「セックスショー」(本番行為を目の前で鑑賞しながら酒を飲んだりする)の客引きがすさまじく、まさに「夜の繁華街」というようなアッケラカンとした雰囲気に、少々カルチャーショックを受けてしまいました。

さて皆さんもご存知のように、僕はそういったことに「全く関心が無い」ので、ただ地区をプラプラと歩いていただけなのですが、それでも窓を見ていると、ついつい中にいる女の子達にみとれてしまます。(説明が遅れましたが、「飾り窓」というのは通りに面して赤い灯り(レッドライト)に照らされたガラス張りの窓がある個室の中で、下着姿の女性が自分の容姿を通りを歩く男達にアピールしているところです。男達は気に入った女性を見つけたら、窓を開けて女性と交渉し、成立した場合にはその個室で「御休憩」することになります。その際、窓にはカーテンがかけられ、外からは見えなくなります。)白人・黒人・東洋人までよりどりみどり、セクシーポーズでこちらを誘ってきます。ただ僕はとても小心な人間なので、窓の中にいる女性から笑顔を送られても




「ゴメンよ。君はとてもチャーミングだけど、僕は愛の無いセックスは嫌いなんだ。」




風の微笑みを返すのが精一杯です。なにしろ僕は女の子の下着姿を見ただけで赤面してしまう「シャイで純粋な少年のような心を持った男」なので、彼女達と言葉を交わす事さえできないのです。


でもとりあえず、ブログ読者のために記事は書かなくちゃいけないので、仕方なくその後も地区を歩き続けました。すると程なくして一人の女性が僕の眼にとまりました。透き通るような白い肌、光り輝くブロンドのロングヘアーに、抜群のスタイル、そしてつぶらな瞳で僕にウインク」してくるその笑顔・・・




「ガチャ!」





ん? ガチャ? ガチャって、何の音だろう?





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





「オイ! 窓開いちゃってるよ! 誰が開けたんだよ! って、俺自分で開けちゃってるよ!!」





そして窓から彼女が出てきて




「ハーイ!」




やばい、何か答えないとイケナイ。というかここは落ち着いて、まず謝って、そして断るんだ。えーと、





「1回いくらですか?」





オイ、自分! どうして料金訊いてんだよ! 断るんじゃねえのか! いいか、お前はシャイで純粋な・・・






「全部込みで50ドルよ。ただし20分で終わらせてね。」






そうですか。50ドルですか・・・えっ? 50ドル?・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





「5000円以上もするじゃねえか!お前、俺が泊まってるユースが1泊いくらだか知ってるのか!(せめて500円にしてくれ)」





もちろん、僕は彼女を買っていません。それはあくまで僕が「少年のように純粋な心を持った男」だからであり、決して



節約の為」とか、「トラベラーズチェックが使えなかったから」とか、



そういった理由で買わなかったのではないということを、皆さん勘違いしなよう、心よりお願い申し上げます。








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最後の植民地 

 

今、イギリスにいます。えっ?前回やっとアフリカ近づいたのに、やっぱり逃げ出したのかって?いえいえ、違います。前回よりも更にアフリカに近づいています。皆さんご存知ですか?イギリスはヨーロッパ最南端、すごくアフリカに近い国なのです。何です?嘘つくなですって?もう、どうして信用してくれないんですかねえ・・・じゃあ教えて差し上げましょう、皆さん、まず世界地図を広げてください。それからスペインの南端を見てください。



「ジブラルタル」



という地域がありませんか?僕は今そこにいるのです。ジブラルタルはれっきとしたイギリス領です。ジブラルタルはスペイン継承戦争の際にイギリス軍に占領され、1713年のユトレヒト条約で正式にイギリス領になって以来、ずっとイギリスの統治が続いているのです。もちろんスペインは昔からジブラルタルの返還を要求していましたが、イギリスがそれを拒むというかたちで、ジブラルタルはもう300年近くも「植民地」という状態が続いているのです。
しかしながら最近は事情も変わってきました。EUの発足です。EUというのはもちろんヨーロッパを「単一国家」と考えていこうとしているわけですが、ここにひとつ問題がありました。イギリスもスペインもEU加盟国です。いうなれば同じ国です。



「同じ国なのにどうして植民地なんてものが存在するのか?」



という問題です。なるほど確かにそうです。それでイギリスもさすがにマズイと思ったのか



「これからはジブラルタルをイギリスとスペインで”共同統治”しましょう」



ということになりました。なるほど”共同統治”なら「植民地」とは呼べないですね。まさにグッドアイデア。すぐさま両政府の間でこの案は実行に移されました。そして最後の段階、ジブラルタルで住民投票にかけたところ、



「住民が植民地のままでいることを選択した」



まあ、なんてことでしょう。本当にビックリです。そんなわけで「ヨーロッパ最後の植民地」という、あんまりカッコよくないあだ名を持つこの地域は、当分この状態が続きそうです・・・。

とまあ、そんなわけで今イギリスに滞在しています。植民地といえども言葉は英語、通貨はポンド、バスはダブルデッカー、物価は高いと、スペインとは何もかもかけはなれています。特に物価高はバックパッカーにとってあんまりよろしくないので、ここはすぐに「出国」するつもりです。もうすぐ、そして今度こそアフリカです。(なんだか行きたくなくなってきたけど・・・。)





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オランダとドラッグ 

 

ただいまスペインにおります。だんだんアフリカに近づいてきましたね。さてスペインは前に一度来たことがあって新鮮味がなく、よって書く気がおきないので、代わりにオランダ滞在のハナシをひとつ。皆さん、オランダと聞いて何を思い浮かべますか?風車、チューリップ、サッカー・・・ですって?なるほど確かにそれも有名ですが、皆さんそれ本心で言ってます?正直になりましょうよ。そうです、オランダといえば



「売春とドラッグが合法の国」



そうです。まさにそれこそがオランダ、自由の国です。もちろん僕個人としては、ええ、どちらも全然興味ないんですけど、ただ




「きっとブログ見ている人達が知りたがるだろうから」




と、思ったので、嫌々ながら見てまいりました。有名な「コーヒーショップ」というところを。コーヒーショップというのは、ドラッグをする人達が集まる、入場無料のちょっと変わった喫茶店です。首都アムステルダムの中心部にはいたるところにコーヒーショップがあります。試しにそんな店のひとつに入ってみると、電気を使わないロウソクだけの薄暗い店内でトランスやらインド音楽とかが流れて、その雰囲気に初めはさすがに緊張しました。客層は年齢で言えば若い人達ばかりですが、その幅は広く、男も女も、アムステルダムの住人も観光客も、学生風も社会人らしき人もいます。ぐるぐると店内を歩いた後で、何もせずに出るわけにはいかないので、とりあえず着席。まわりを見回すとたいていの客はドラッグをやりながらなにかしらのドリンクを飲んでいます。実はコーヒーショップには「暗黙のルール」のようなものがあるらしく、

「入場無料だし、自分が持ってきたドラッグを吸うのもかまわないけど、何か飲み物は注文してくれ」

ということらしいのです。ちなみに逆はオーケーで、つまり

「ドラッグはやらないけれど、ドリンクだけ飲む」

という普通の喫茶店で我々がよくやる行為は全く問題ないそうです。さて、そういうルールなので、あくまで「読者のために」来ている僕はドラッグはやらず、飲み物だけ注文しようとゴツイ黒人のウエイターにメニューを見せてもらいました。さて、何を飲もうかなと、メニューに目をやると・・・




メニュー



ネパール(1グラム)--- 2ユーロ



アフガン(1グラム)--- 3ユーロ











・・・・・ドラッグじゃねえか!




まさかドラッグのメニューまで堂々と置いているとは思わなかった。今回の記事が好評であれば、「売春」のほうも書くかも。一応、見るだけは見てきちゃったので・・・。




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飛行機は下品な乗り物か? 

 

今、オランダのアムステルダムにいます。えっ、アフリカはどうなったって?いやもうアフリカなんてどうだっていいんです。このブログは「ヨーロッパ・グルメ紀行」に変更です。高級ホテルに宿泊して豪華料理をたらふく食べて・・・っていうのは冗談で、実は飛行機の乗り継ぎのためにここに滞在しているのです。もともと旅のスタート地点までは飛行機で行くつもりだったのですが、そのスタート地点まで日本から直行便が飛んでいないので、ここアムステルダムで乗り換えになるのですが、せっかくだからトランジットじゃなくてストップオーバーにしたのです(今までオランダに来た事が無かったので)。ですので心配しないで下さい。これからちゃんとアフリカ向かいますので(笑)。

さて今回のハナシは飛行機について。実は今回のタイトルですが、作家・開高健が

「飛行機ほど下品な乗り物は無い」

と、(確か)エッセイに書いていた文章からとったものです。で、この文章の意味についてですが・・・実は僕わからないんです。何故わからないのかというと、これがまた実にヒドイ理由で、
単純にこの前後の文章を失念してしまったのです。ただ、どうして忘れてしまったのかという原因だけはハッキリと自覚していて、

「この一文の印象が僕にはかなり強烈すぎて、その前後の文章がかすんでしまった。」

ということなのです。言い訳がましいですが・・・。現在海外にいるので開高健がどのような理由で上記ような事を言ったのかを調べることができません。ですので推測することしかできないのですが、実は開高健という方は小説家として有名ではありますが、過去にはベトナム戦争に記者として従軍したりとか、秘境で釣りをして旅行記を書くとか、かなりアウトドアというかバックパッカー的な広い経験を持つ人なのです。おそらく戦場とかジャングルでは飛行機を使える機会なんて無かったことでしょう。そういったハードな経験が彼に上記のような文章を書かせたのではないか?と、僕はいまのところ勝手に思っています。というのも、僕もこの文章に全面的ではないけれども、少しばかり共感できるところがあるからなのです。

僕は以前、ユーラシア大陸を陸路だけで横断しました。最初から決めてそれを実行したわけではないのですが、結果としてそうなりました。陸路だけで旅をした事については、悪かったこともあれば良かったこともありました。悪かった点はやはり飛行機での移動にくらべてハードだったこと。そして良かった点は

「世界の広さを身をもって実感できた」

というところです。僕は今回日本からヨーロッパまで12時間たらずで到着しました。前回の旅でヨーロッパまで行くのに半年かかったことを考えれば、本当にあっという間でした。実際アムステルダムの空港に着いたときには、「ああ、やっぱり飛行機はラクだし安全だし速いな」なんて、そのときは思っていました。でもそれから数日経った今ですが、

「確かに飛行機は便利だけど、なんだか味気なくないか?」

という思いに変わってきているのです。確かに飛行機を使うことによって時間は節約できたのかもしれないけれど、それと引き換えに旅のおいしいところを捨ててしまったような気がしてならないのです。もちろん僕は飛行機を利用する旅を否定しません。でもやっぱり、なんだかつまらない。開高健のように「下品」とまでこきおろすまではしないけど、やはり陸路の旅より面白さが少ないような気がするのです・・・。

ふう、このブログは確か「リアルタイム旅行報告」で、現地の状況をお伝えすることが本来の主旨なのですが、ふと感じたことを書いちゃいました。飛行機に乗らなければ開高健の文章のことなんて思い出さなかったんでしょうけど。

さて、皆さんはどうですか?飛行機は下品な乗り物だと思いますか?

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