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宿いろいろ - その2(ザンビア編) 

 

アフリカを旅していると本当に、

「この大陸は安宿が少ないなあ。」

と、感じる事が多い。観光客やビジネスマン向けの値段が高いホテルは結構あるけど、バックパッカーが払えるような値段(500円から1000円くらい)で泊まれる宿っていうのは、ユーラシア大陸にくらべると本当に少ないと思う。もし首都にだけ滞在するのであればユースホステルとかYMCAやYWCAがあるので問題ないけど、僕の旅は首都以外の場所に滞在する割合が圧倒的に多いわけで、そうなると安宿探しには本当に苦労する。特に南に移動すればするほど、その傾向が顕著になっていくような気がする。まあそれでもマラウイあたりまでは教会経営の宿とか、レストランの簡易宿泊部屋とか、時にはやむを得ず売春宿とかに泊まってお金を節約してきたんだけど、ザンビアに滞在していた時は、そういう宿すらみつけられないこともあった。

(注:この文章は現在滞在しているジンバブエで書かれたものです。)

じゃあそれで実際にはどうしたのかというと、実は初めて

「バックパッカーズ」

というところに泊まったのである。リヴィングストンという街で・・・。何故そこに泊まることになったのかというと、ガイドブックに掲載されているリヴィングストンの手頃な宿が、全てバックパッカーズだったからである。こう書くことによってわかったと思うけど、バックパッカーズというのは固有の宿の名称ではなくて、とある種類の安宿の総称である。ではどのような種類の宿をバックパッカーズと呼ぶのかというと、(あくまでも僕個人による判断だが)

1、キャンプサイト、ドミトリー、シングル、ダブルといった、多種の部屋がある。


2、自炊できるキッチン・冷蔵庫がある。


3、バー兼レストラン(ローカルフードは提供しない)がある。


4、ビリヤード台、ダーツ、プールなどの遊戯施設がある。


5、水洗トイレ、温水シャワーが使える。


6、インターネットができる。


7、ヨーロッパもしくはアメリカの放送が見れるテレビがある。


8、外貨の両替(もしくは支払い)ができる。


9、ツアーの手配をしている。


10、英語が通じる

上記の条件のうち、7つか8つくらい当てはまればバックパッカーズと言っていいのではないだろうか。これでバックパッカーズがどのような宿なのかがおわかりいただけたかと思うが、ようするに

「とても便利な宿」

なのである。そして一言付け加えるならば、

「どう考えても外国人(白人)向けの宿」

としか思えないのである。実際、宿泊者のほとんどが白人バックパッカーである。彼等からすれば、自分達の通貨が使えて、自分達の言葉が使えて、自国の情報が簡単に手に入って、普段自分達が食べているものがあって、そして何より自分達と同じ肌の色をした人間が沢山いるところに良さを感じるのだと思う。そういう場所に宿泊したがる彼等の気持ちは、僕にもわからないわけではない。長い旅ならなおさらだ。

ただ僕はこのバックパッカーズという場所がどうしても好きになれない。

僕は別に西洋人が嫌いという訳じゃないし、(自慢するわけじゃないけど)ネイティブを除けば西洋人と英語で普通に会話するのも大変と思わないから、泊まっていて特に問題らしい問題があるわけでも無いのだけれど、ただ何故だかここにいても全然面白くないのである。

セキュリティ・ガードに警護された敷地内で西洋人と英語で会話し、西洋風の食事をして、西洋人とゲームしたりする。まるでヨーロッパにいるような感覚で、本当に僕は今アフリカにいるんだろうか?と、思ってしまう。こんなの別にアフリカじゃなくてもヨーロッパで体験できることだ。つい、そう思ってしまうのである。

マラウイあたりまでは、僕が滞在している宿にいる宿泊客というのは、圧倒的に地元の人間が多かった。(注:エジプトを除く)
彼等とハナシをすることは、僕にとってとても有意義な経験だった。だって僕はアフリカに対する好奇心から、アフリカへとやってきたのだから。

僕はザンビアの後、ジンバブエのとある街ででもバックパッカーズに宿泊したのだけれど、どちらもほとんど同じような宿だった。ただ宿の名前が違うだけだった。普通は国が変われば宿の事情というのは少しは変わるものなのだが、僕がこの先もバックパッカーズに泊まり続けるならば、その違いを感じることはできないだろうと思う。そしてもしどこの国に行っても同じような体験しかできないのであれば、国境を越える意味なんて無い。だって別にスタンプの数を増やしたくて旅をしているわけではないのだ。

ひょっとしたら読者の中の何人かは薄々気がついているかもしれませんが、現在僕は南アフリカのケープタウンを当面の目的地として、旅をしています。そしてそこに辿り着くためには、まだ沢山の街に滞在しないといけないわけなのですが、そういった街について調べる為にガイドブックを読んでいても、ここから南にある手頃な値段の宿の情報というのは、バックパッカーズのそればかりです。どうやら南部アフリカは白人の旅行者が多いようで、そのため安宿は彼等をターゲットとしたバックパッカーズに絞られてしまうようなのです。まあガイドブックに頼らず自力で安宿を探してもいいのですが、問題は


「存在しないモノを探しても見つかるはずが無い」


という可能性も十分に考えられるわけで、これからどうしたものか、悩み多き今日この頃です・・・。


「宿いろいろ - その1(ルワンダ編)」のときと同様、今回もオチはありません。どうも宿の事を題材にすると、ハナシが暗くなってしまうようです。せっかくのクリスマスに愚痴なんかこぼしたりしてスミマセンでした。
(今ちょっと風邪をひいていて、モチベーションが下がり気味なんです。)


年内の更新は、もう無いと思います。それでは皆さん良いお年を・・・。

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category: [アフリカ編] リアルタイム現地報告

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スター誕生(マラウィ編) 

 

タンザニアからマラウィへと入国し、現在は首都のリロングウェにてザンビア入国の準備中。と、言ってしまうとあっけないんだけど、マラウイではリヴィングストニア、ムズズ、ンカタベイ、そしてリロングウェと既に4都市に滞在し、もう十分満喫した。この国は特筆すべき見所は無いんだけど、人々がフレンドリーで、治安もアフリカにしてはまずまずなので、けっこう落ち着ける。そういうわけでこれといったハプニングもなく、ブログに書く事も無いなあなんて思っていたら、そういえばンカタベイという街でこんなことがことがあったのを思い出した。

ンカタベイという街はマラウイ湖畔の小さな田舎町なんだけど、きれいなビーチと、リゾートチックなゲストハウスが数件あるので、白人バックパッカーにすごく人気がある。僕が滞在していた宿もいつも西洋人でいっぱいだった。というのも、この宿のバーが湖に面したオープンテラスになっていて、すごく洒落ているから。バーからのレイクビューは最高で、まさに白人好みで、まるで映画のなかの風景のよう。実際に何かの撮影に使ってもいいんじゃないかと思っていたら、なんと滞在三日目にこのバーが本当に撮影に使われているのを目にした。

宿の従業員に尋ねたところ、なんでも「デイブ・カンパラ」という地元で人気の黒人ミュージシャンの、新曲プロモーションビデオの撮影だそうで、そのミュージシャン以外にもカメラマンやらバックダンサーやらスタッフやらが宿に沢山やってきて、それはもうすごい騒ぎだった。

僕はそのときヒマだったので撮影の様子を見学していたのだが、そうしていたら撮影の合間にスタッフのひとりが僕のところにやってきて

「君、ダンスできる?」

と、訊いてきた。まったく愚問である。こう見えても僕はかつて「フォークダンス界の貴公子」と言われたほどであり、六本木のクラブで「マイムマイム」を躍らせれば僕の右に出る者はなく、そんな僕だから当然

「(フォーク)ダンスは得意だ。」

と、答えたところ、何故だかわからないがあれよあれよという間にハナシが進み、そのビデオに出演することになってしまった。普段はキチンと事務所を通していない依頼は全て断るようにしているのだけれど、まあここはアフリカだし、おそらくは特別出演の扱いだろうから、バックダンサーかなんかでそれほど露出することもあるまいと思って軽い気持ちで承諾したのだ。



そして撮影再開、僕の立ち位置はというと・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・なんと、ミュージシャンの真横だった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・ハッキリ言ってほとんど準主役の位置である。



それからカメラを目の前にして自分が何を踊っていたのか、自分でもよく覚えていないんだけど、まあとにかく、

現在アフリカにいて、デイブ・カンパラというミュージシャンの新譜のミュージックビデオを見る機会に巡り合った方は、是非そこに東洋人が出演していないかどうか確認してください。仏様のような表情でダンスを踊っている、スーパーバックパッカー風の男性がみつけられたら、それが僕ですので。(アフリカのいろんな国のテレビで流れるそうです。)


あっ、そういえば出演料もらわなかった・・・。

category: [アフリカ編] リアルタイム現地報告

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