最恐・最凶の国べネズエラ 経済崩壊状況
ベネズエラが経済崩壊で大変なことになっている。コロンビアからベネズエラへと陸路国境越えをしたのだが、国境で100米ドルを闇両替をしたら、なんと10,000ボリバルになったのだ。計算すると1米ドル=100ボリバルということになる。
ATMに適用される公定レートは 1米ドル=6.3ボリバル だから、公定レートと実勢レートで15倍以上の開きがあることになる。これはベネズエラの経済が崩壊していて、自国通貨のボリバルの価値が地に落ちているためだ。
ちなみに100枚の100ボリバル札(最高紙幣)はサイフにもポケットにも入らなかった、ベネズエラよ、あまり手間をかけさせるな。

そしてこの経済崩壊だが、実はインフレや極度の物不足を引き起こしていて、国民の生活は非常に狂しいものになっている。そんな状況の中、私は公定レート換算では本来なら2万円以上するホテルに闇両替を利用して1500円で宿泊し
「経済崩壊バンザイ‼︎」
などということは決して思うことはなく、心の中で日々の生活に苦しむベネズエラ国民の為に涙を流しつつ、ホテルライフをエンジョイしまくっていたという。

ちなみにこのホテルだが、エアコン完備・wifiサクサク・プールがあって・バーがあって最高だ。
部屋も広くてオシャレで、大画面の液晶テレビがあって、衛星の多チャンネルが視聴可能。そんなに沢山の番組が見られる部屋に泊まったことなんて無かったので、リモコンを使って電子番組表をチェックしていたら、ふと
「アダルト」
と書いてあるプログラムが目に入って、もちろん私はそんなものに興味はないので、他のチャンネルにしようと思ったのだが、ここで私の中のもう一人の、言わば
「リトルKOG」 (by 本田)
が勝手にボタンを押してしまったようで、
「プレイボーイ テレビ」
とかいう番組の説明画面になってしまった。

純情好青年の私はもちろんそのような番組を見ようと思うはずがなく、それでも一応 最後までしっかりと一字一句もらさず説明を読んでみたら、そこには
「オマエ、これ観たいんだろ? 見たいなら2時間で30ボリバル払え。」
と書いてあった。それを読んだ私は
「ペイ・パー・ビューか。バックパッカーがそんなことに大切なお金を使うわけがないだろう。」
と思って、もうテレビを消そうとしたら、ここでまた 「リトルKOG」が
「おいおい、30ボリバルって闇レート換算なら日本円で35円だぞ。絶対に観るしかないって‼︎ 」
とか言い出して・・・・・
・・・・・ おっと字数制限が来てしまったので、残念ながら純情好青年によるベネズエラの経済崩壊レポートを終わることにする。
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